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前回に続いて醬(ひしお)の里、山六さんの庭先。

役割を終えた大きな醤油樽が転がっています。

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今も使われている醤油樽です。

杉の板で組まれています。

緊張がゆるむことを【箍が緩む】たががゆるむと言います。

樽を絞めているのが箍(たが)だそうです。初めて知りました。

この箍は竹が使われています。

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120年間、使われている醤油樽です。

塩を入れるために金属では20年ほどで腐食してしまいます。

竹と杉だから腐らずに長い間、使用することができるそうです。

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この樽の修理の出来る職人さんは日本に6人しか残っていません。

伝わってきた醤油樽を大切に使って、未来に残そうとしています。

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外に出ると使われなくなった樽の杉板でベンチが作られていました。

「訪れた人たちが憩えるように」とのことでした。