
先日に引き続き農村歌舞伎からです。

「枡席」に座った人たちの楽しみは「観劇」だけではありません。
時間が経つにつれて、おしゃべりに夢中な人も。

隣に座っていたおじいちゃんと私の会話です。
私「そのわりご弁当の写真を、撮らせてもらえませんか?」
おじい「ええで、なんぼでも撮ってよ」
「これで5人前、はいっとる」

私「何重にも重なっているし、奥にもまだあるんですね。
おじい「撮すだけでは味は分からんぞ 食べてみな」
私「ありがとうございます。遠慮なくいただきます。(^o^)

おじい「缶ビールは、こんなとこへもってきたらいかん。」
「一升瓶で、コップ酒を注ぎつ、注がれつでいかなの」
「ほい、コップ まあ一杯いけや」
「こら!コップ置いたら下が傾いとるけん、まけるが!」
「ついだら置かんと、全部飲まな!」
「よっしゃ、ええのみっぷりじゃ。もう一杯いけや!」
おばあちゃんが朝から用意した弁当とコップ酒片手の観劇。

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