イメージ 1

刈り取りの終わった稻藁が「ハゼ」にされています。

天日で乾燥したあと、脱穀されるのを待ちます。


イメージ 2

そのそばの棚田にあった竹の背負いかご。

かごの「持ち主」との会話です。


イメージ 3

「昔はな、堆肥から何でも背負て、田んぼに運び上げよったけんな。」

「重いや、言うておれんがな。そうせなええ米ができんのやきん。」


イメージ 4

「嬉しかったのは、田んぼで脱穀した米を、担いで家に持ち帰るときじゃわな」

「その時は重いんが、嬉しかったわな」


イメージ 5

「とんが」を杖代わりに、ゆっくりゆっくりとお婆ちゃんが家路につきます。

いろんなものが運ばれたお婆ちゃんの竹かご。

今日の帰りは空っぽでした。


イメージ 6

畦の彼岸花が、「ありがとう、ありがとう」と

手を振っているように見えました。(*^_^*)