2007年01月30日 小豆島の銀杏の再生もかくあらんことを 二十四の瞳の舞台となった分教場の奥にある田浦庵の大銀杏。 本堂の屋根を傷めないために、「枝下ろし」された姿を 先日、紹介しました。 他の場所で、見事に「再生」している銀杏を見ました。 「枝下ろし」して、3年目だそうです。 三年の間に、これだけの若枝を伸ばしています。 冬の青空に向かって、背伸びするような姿。 がんばれよと声をかけたくなります。 同時に、元気をもらった気になりました。感謝 タグ :#香川県
2007年01月26日 小豆島(あずき)の由来・・ 島を牛の形になぞらえると首の付け根にあたる淵崎。 伝法川の河口に小さな島があります。 「あずき島」と地元では呼ばれています。 海からの神が、この島から本島に揚がってきたと伝えられます。 島の「国生み伝説」の場所です。 古代は、小豆島は「あずきしま」と呼ばれていたようです。 吉備(黍)と阿波(粟)の間の島があずき島というのは、説得力があります(?) 島で一番高い星ケ城山にある神社も「あずき神社」です。 北アルプスの白馬岳は、地元の人たちが代馬(しろうま)と呼んでいたのを、 地図作りの役人が [白馬]と書き留めたため、 (はくば)と呼ばれるようになったと聞いています。 階段の先に見えるのが「あずき島」です。 今は、本島は「しょうどしま」と呼ばれています。 海から延びる階段をのぼると富岡八幡神社があります。 ここで寅さんの「寅次郎の縁談」のラストシーンが撮られました。 この日は、春のような日射しに包まれていました。 タグ :#香川県
2007年01月25日 小豆島どぶち海峡の木場から 世界一狭いどぶち海峡にある製材所です。 船で運ばれてきた材木が海に浮かんでいます。 テレビで見る木場職人のようにハッピも着ていません。 派手さもありませんが、手際よく作業は進みます。 一本一本がいかだのようにまとまられていきます。 翌日は快晴、すでに多くの木々が陸揚げされて切断されています 海に浮かぶ木のそばを、小舟が通過していきます。 重油処理の溶剤を、散布しています。 重油事故から2ケ月 処理作業は完全に終わったわけではありません。 タグ :#香川県
2007年01月23日 小豆島・フェリーへの給油はどうするの フェリーの給油は、どうするの? ガソリンスタンドに行くわけにはいきません。 土庄港11:20発の第2小豆島丸の甲板にあがると、船が横付けされています。 フェリーへ重油を給油しています。 坂出か水島のコンビナートから積み込んできたのでしょうか。 出港予定ぎりぎりに、給油作業終了。 ゆっくりとフェリーから離れていきます。 この船の名前は「日の出丸」 煙突を見てニンマリ。 日の出のマークがつけられていました。 タグ :#香川県
2007年01月21日 小豆島・土庄航路のカモメたち 土庄港を出港して10分あまり。 カモメ類がフェリーを追いかけてきます。 スクリューの水流で海面に押し上げられる小魚を狙っています。 くちばしが細く、足の色と同じ黄色で尾羽が真っ白。 カモメです。 甲板で見ていると、手の届くほど近くまで寄ってきます。 くちばしの先が赤く、尾羽の先が黒。 ウミネコです。 ミャオーミャオーと時々猫のように鳴きます。 飛び続けて疲れたのでしょうか?。 一休み? こんなカモメもいます。 カモメ類が繁殖のために北の島へ向かうのは3月中旬。 それまで、こんな光景が見える瀬戸の航路です。 タグ :#香川県
2007年01月19日 小豆島・四海の遍路道で見た菜園 島を牛にたとえると肩のあたりある四海(しかい)地区です。 狭い路地を、通り抜けて松林寺へ向かいます。 どの家の前にも菜園があります。 瀬戸に浮かぶ島は、霜が降りることがなく野菜が元気です。 使われなくなって久しいタバコ葉の乾燥棟。 その前のわずかな空間にも、植えられています。 途中の納屋には、こんなものもいました。 農道の狭い島では、いまでも現役で活躍しています。 島遍路68番松林寺が見えてきました。 札所の前の畑にも、元気な野菜の姿がありました。 タグ :#哲学
2007年01月17日 島巡礼・西の滝の護摩の炎 池田湾を見下ろす断崖に鎮座する西の滝 登っていくと護摩堂から般若心経の読響が聞こえてきます。 中では護摩焚きの真っ最中。 播磨から訪れた信者の方々が祈りを捧げています。 炎が高く昇り、煙がお堂に充満します。 その中で、一人一人の祈りが続きます。 海に向かって続く階段を下りて帰路につきます。 体中が護摩で清められたような気がしました。 タグ :#哲学
2007年01月13日 島遍路・田浦庵の銀杏が・・ 田浦の分教場から細い道を奥にはいると田浦庵があります。 おおきな銀杏が境内を覆っていたのですが・・ 正月に行ってみると、ごらんのとおり・・。 かわいそうにも思えますが、大きくなりすぎた銀杏は、 本堂の屋根を傷めないために、こうやって「仕立て直し」するそうです。 確かに、幼い枝が何本も空に向かって伸び出していました。 冬なのに緑の葉を残している枝もあります。 帰りの道筋では、こんなものも見かけました。 タグ :#哲学
2007年01月11日 小豆島・醤醢の里の今昔 前回紹介した「24の瞳」の中国語の映画ポスターです。 中国でも公開され、高い評価をうけたそうです。 映画の中のワンシーンです。 子どもたちが洞雲山のふもとの醤油倉を駆けていきます。 山の中腹あたりまで段々畑が耕されています。 いまは放置され自然に還っています。 でもマルキンの醤油倉は、むかしのまんまです。 この中でゆっくりと醤油ができあがっています。 まわりを歩いてみると醤醢(ひしお)の香りが漂います。 ちょうど昼時、お腹も空いてきたようです。 タグ :#香川県
2007年01月07日 二十四の瞳・田浦分校にて 島を訪れたお客さんを案内して、田浦分校へ行って来ました。 二十四の瞳の舞台となった分校です。 一年生が使っていた机と椅子です。 教壇の上に置かれた紙芝居です。 教室のオルガンです。 この日も訪れた人の残したノートを読んで、時が過ぎて行きます。 予定した時間は過ぎています。 でも、次に行きますと声はかけれない雰囲気です。 一人一人が教室と対話をしているように私には思えて・・ タグ :#香川県
2007年01月06日 甍の海に浮かぶサンフラワー 牛の形に小豆島をたとえると後足の付け根あたりにある坂手港 洞雲山から島巡礼の道を下りてくるとフェリーが停船中です。 観音寺の境内からは、甍の海に浮かんでいるように見えました。 普段は、寄港しない関西汽船のサンフラワーです。 帰省客の多い盆や正月には、臨時便が立ちよります。 いつもは静かな港も、送り迎えの人で賑やかでした。 12時に着岸した船は、14時過ぎには町に帰る人を乗せて出港していきます。 行き先は神戸経由で大阪南港です。 タグ :#香川県