つつら折れの道を針葉樹林帯を抜けると稜線が近づいてくる。
稜線直下の谷沿いにはブナ林が残る。
葉を落とし、冬を迎える準備は完了。
稜線へと道は続く。
秋の空の青さがまぶしい。
稜線に出るとすぐに看板が・・
この分岐点をすこし上がった所にある駐車場に車をおいて、歩くことにする。
林道を歩き振り返るとこんな光景。
石鎚の山脈(やまなみ)がこんな風に見えるとは・・・
思いもかけなかった光景に呆然。
石鎚から一の森、黒森への稜線が美しい。
松山の南の皿が嶺、今治に続く高縄半島の山々も見える。
東には石灰岩採取のために山容を変えた鳥形山も・・
南にはのっぺり、のんびりと四国カルストが横たわる。
車に乗っていては、こんなにゆっくりと山を眺めってはいられない。
歩くことによって出会えた光景かもしれない。
林道は笠取山駐車場まで続いている。
この横の笹道を登ると・・・
笠取山山頂
いとも簡単に山頂に立ててしまう。
しかし、ここからの光景は素晴らしい。
稜線は私の大好きな笹の原と大展望+青空=最高の気分です
笠取山へは、内子町の小田深山渓谷からの登山道も整備されています。
大川嶺に続く笹の稜線です。
茂っているのはツルギミツバツツジだそうです。
5月末には素晴らしい光景が見えると聞きました。
久住の深山霧島に負けないと地元の人は言います。
機会を見つけてやって来たいという気持ちがわき出します。
この稜線を大川嶺まで歩いて行きます。
天空に続く笹の稜線です。
あっけないほど簡単に大川嶺につきました。
もっと歩いていたいと思わせる道です。
ここからは久万高原がよく見えます。
逆に察すると、久万高原からこの山は「神山」と
なりうる山かもしれないと思ったりしました。
駐車場に向けての下山路
石鎚が正面に見えました。
天空の笹の原の山がお手軽に楽しめる大川嶺でした。