中学校歴史 学び舎の教科書に載せられた赤紙
①昭和16(1941)年7月18日8:30に金沢師団に招集することを命じている②受領は、7月10日午後4時45分③収集対象は予備役になっていた根尾忠で本人の印が押されている④根尾忠は、成人に達した昭和9年に招集され、その後に予備役になっていた。そこに召集令状が届けられた。当時は26歳になっていたこと。
①本人が直接にこの令状を受け取った際には、受領日時と指名を記入し押印して、公布した者に返却すること②本人不在の時には、戸主・招集通報人などが替わって記銘・押印すること。③印鑑を持参していないときには、花押や指印も可
この急使いは、(召集令状などの)動員用書類を携行している重要な職務を務めている者である。ついたは、もし事故などに遭った時には、直ちに最寄りの交番や村役場に急報すること。
この札を持っていたのは軍と連絡をとり、在郷軍人を管理していた役場の兵事係でした。
赤紙を各家まで配ったり、戦死の知らせを家族に伝えたりするのも兵事係の仕事だったようです。ここでは次の事を押さえておきます。
①赤紙は徴兵検査の結果、現役兵とならなかった人や、除隊後に予備役になっていた人など、在郷軍人に召集をかける際に発行された。
②赤紙は郵送ではなく、役場の兵事係が直接家まで届け、本人に直接手渡すのを原則としていた
③赤紙の前半部の受領書(署名押印部)は兵事係が持ち帰り、後半部のみが本人の手元に残された
残された部分もふたつに分割されます。
一番後の運賃割引証(左端の切り離し部分)には、応召者(召集される本人)が所属部隊へ向かう鉄道や汽船の切符を購入する際、運賃の割引や免除を受けるための記入欄です。ここに出発する駅名や乗車区間、運賃などを記入し、駅の窓口に提示して乗車券と引き換えていました。後払証となっていた場合は、本人負担はなく、乗車指定駅で切り離して目的地までの切符が交付されました。
そして残された中央部分も入隊の時に受付に提出したので、赤紙は本人の手元には残らなかったことになります。
次に召集令状の裏側を見ていくことにします。

汽車などを利用する場合の注意書き(裏側拡大 一番右側)
召集令状の発行・交付までの流れをまとめておきます。
①発行された令状は最寄の警察署の金庫に密封保管
②動員令が発令されると警察官が市区役所・町村役場にこれを持参
③役所役場の兵事係吏員が応召者本人に直接手渡し(不在の場合はその家族に)交付
④令状は本記と受領証の2枚つづりで、本記は部隊までの交通切符代わりになる。
⑤受領証は受取人が受領日と時刻を分単位で記入、捺印の上で官吏に渡す。
⑥官吏はこれを役場に持ち帰り、「召集令状受領綴」という記録簿に保管していた
最後までおつきあいいただき、ありがとうございました。
参考文献
赤紙を各家まで配ったり、戦死の知らせを家族に伝えたりするのも兵事係の仕事だったようです。ここでは次の事を押さえておきます。
①赤紙は徴兵検査の結果、現役兵とならなかった人や、除隊後に予備役になっていた人など、在郷軍人に召集をかける際に発行された。
②赤紙は郵送ではなく、役場の兵事係が直接家まで届け、本人に直接手渡すのを原則としていた
③赤紙の前半部の受領書(署名押印部)は兵事係が持ち帰り、後半部のみが本人の手元に残された
残された部分もふたつに分割されます。
赤紙の後半部 本人が持ち、入隊時に提出した
一番後の運賃割引証(左端の切り離し部分)には、応召者(召集される本人)が所属部隊へ向かう鉄道や汽船の切符を購入する際、運賃の割引や免除を受けるための記入欄です。ここに出発する駅名や乗車区間、運賃などを記入し、駅の窓口に提示して乗車券と引き換えていました。後払証となっていた場合は、本人負担はなく、乗車指定駅で切り離して目的地までの切符が交付されました。
そして残された中央部分も入隊の時に受付に提出したので、赤紙は本人の手元には残らなかったことになります。
次に召集令状の裏側を見ていくことにします。
収集令状の裏側(奈良県)

汽車などを利用する場合の注意書き(裏側拡大 一番右側)
召集令状の裏側 応召員心得(裏面の中央から右側の部分)
軍隊に入るにあたっての次のような注意事項が記されています。
①招集当日までに持参すべき携行品(軍隊手帳、印章、現金、弁当、日用品など)
②病気や事故などで指定された日時・場所に出頭できない場合の連絡先代理人について
③規則正当な理由なく召集に応じなかった場合、軍法会議や刑罰(懲役・禁錮・罰金など)の対象となること
③規則正当な理由なく召集に応じなかった場合、軍法会議や刑罰(懲役・禁錮・罰金など)の対象となること
①発行された令状は最寄の警察署の金庫に密封保管
②動員令が発令されると警察官が市区役所・町村役場にこれを持参
③役所役場の兵事係吏員が応召者本人に直接手渡し(不在の場合はその家族に)交付
④令状は本記と受領証の2枚つづりで、本記は部隊までの交通切符代わりになる。
⑤受領証は受取人が受領日と時刻を分単位で記入、捺印の上で官吏に渡す。
⑥官吏はこれを役場に持ち帰り、「召集令状受領綴」という記録簿に保管していた
最後までおつきあいいただき、ありがとうございました。
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