愛媛宇和海 遊子水荷裏(ゆす みずがうら)の段畑
じゃがいもの収穫・運搬風景
水荷浦の一番奥の畑のお堂に通じる道を登っていきます。
4月所従の陽光の中、
岩場を登るように手を使いながらソラに続く段畑の道をたどると・・
葉が黄色くなったジャガイモの収穫作業が始まっていました。
畑から掘り出された芋は、モノレールに乗せられて麓へ
土から掘り出され昔ながらの藁駕籠に入れられたジャガイモは、春の光がまぶしそう。
お堂の上の芋たちはまだ葉っぱが青々、まだまだ土の中で過ごします。
階段があるので昔ながらに前後に振り分けて背負棒で背負って下ろします。
自動車の入ってこれない狭い通路は、運搬車で・・
そして軽トラの荷台に運ばれてきました。
畑から掘り出されて、ここまでだけでもこれだけの手間がかかります。
北海道の十勝で見た機械掘りのジャガイモ収穫作業とは大違いです。
小さいけれど宇和の直射日光と海からと石垣からの反射光を浴びたジャガイモは美味しいそうです。
今年は4月16日が「ふるさとだんだんまつり」。
そこで売られるために、これからが収穫が本格化するようです。