オリンピック青少年センター
明治神宮に隣接するオリンピックセンターからバスで移動してきたのは
日本青年館
全国民俗芸能大会にお呼ばれしてやってきました。この大会には、第40回大会にも参加しています。今回が第70回と云うことなので、約30年ぶりの参加になります。前回には、小学生の小踊りで参加していた子ども達が、いまは保存会の中心として担っていく存在になっています。
午前中の10:30からリハーサルなので、9時に楽屋入りして着付けや化粧を開始します。
日本青年館の楽屋での着付け
後部客席からの入場
今回も入庭(いりは:入場)は、客席側からです。リハーサルなのでお客さんは入っていません。
佐文綾子踊由来口上(保存会長)
この大会では、公演だけでなく「記録に残す」ということも目的のひとつになっているようです。そのため保存会長の口上などもリハーサルでは省略なしで、全部読み上げられました。できるだけ本番に近い形で、記録にのこしておきたいそうです。
雨乞踊由来(尾﨑清甫書:昭和14年版)
これを全部読み上げると、6分少々かかるので、短縮バージョンで対応することになりました。次は、棒と薙刀が踊る場所を演舞で確保します。そして、問答がはじまります。これも修験者たちの流儀を受け継いでいることは以前にお話ししました。民俗芸能を媒介した修験者や聖の存在が垣間見えます。
雨乞踊由来(尾﨑清甫書:昭和14年版)
これを全部読み上げると、6分少々かかるので、短縮バージョンで対応することになりました。次は、棒と薙刀が踊る場所を演舞で確保します。そして、問答がはじまります。これも修験者たちの流儀を受け継いでいることは以前にお話ししました。民俗芸能を媒介した修験者や聖の存在が垣間見えます。
棒と薙刀の問答
いよいよ踊りのはじまりです。芸司(げいじ)の次の口上とともに踊りが始まります。
芸司口上(尾﨑清甫筆:昭和14年)
普段は小踊りの子ども達は6人なのですが、直前にインフルエンザ感染などで、3人で踊ることになりました。
「善女龍王」などの幟も2本、総勢34名でいつもの半分程度の編成になっています。
芸司の周囲に左から太鼓・鉦(僧服)・拍子(大団扇)・一番右が姫姿の大踊りが配されます。
芸司の左側
下手で待機する薙刀・露払い・幟持ち・法螺貝吹
普段は小踊りの子ども達は6人なのですが、直前にインフルエンザ感染などで、3人で踊ることになりました。
「善女龍王」などの幟も2本、総勢34名でいつもの半分程度の編成になっています。
芸司の周囲に左から太鼓・鉦(僧服)・拍子(大団扇)・一番右が姫姿の大踊りが配されます。
芸司の左側
下手で待機する薙刀・露払い・幟持ち・法螺貝吹
本番の時間は50分です。最後に本番に向けての入場・立ち位置の確認が行われました。